食健三昧 - ノンフィクションライターの百瀬直也が「食」と「健康」を探求するブログ

ノンフィクションライターの百瀬直也がメディアタブーに挑んで食の安全性など「食」と「健康」を探求するブログ

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【健康】粗食・小食

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今日は職場の食堂で昼食をとる。
メニューは、ご飯、豆腐と揚げ玉をあえたもの、わかめサラダ。


粗食・小食を心がけているわりには、さいきんわき腹に贅肉が目立つ。
家で甘いものを食べてしまうせいだろう。
もともと甘いものは好きなので、部屋に置かれていると、どうしても口にしてしまう。
白砂糖の害はよくわかっている人間なのに。


そうしてあまり物を食べ過ぎた日の翌日は、精神的に不安定になる。
だからカルシウム剤は欠かせない。
基本的に、栄養素は食べ物からとるのがベストだと思っているので、サプリメントのたぐいは取らないが、カルシウムだけは別だ。
通常の食生活ではどうしても不足してしまうものだからだ。


白砂糖の害といえば、ハイパーアクティブ症候群については、いつかこのブログで書かなければならない。
日本であまりにも知られていないからだ。
人間が「本当の心」とか「本当の自分」とか思っているものは、実際は肉体にへばりついた肉体意識とでも呼ぶべきものなのだが、肉体意識が形作る人間の性格などは、食べるものによって大きく左右されるということを認識している人が非常に少ない。


古今東西の天才とか偉人と呼ばれる人々の多くは、そういうことに気がついていた。
だから、食べるものがどれだけ「自分」を形作るのに重要な要素なのかを認識していたから、食べるものには非常に気をつけていたという人が多い。


たとえば哲学者のカントは、毎日白身魚と2倍に薄めたワインを口にしていた。
そして肉を食べなかったらしい。
そのような天才や偉人たちには、特別に宗教的信条とかによるものではなく、菜食主義者だったという人々が多い。
精妙な感覚をもっていた人々は、食べるものの影響によく気づいていたのだろう。


肉が全部ダメだといっているのではなく、普通の人にとっては、肉も野菜もバランスよく食べていれば問題ない。だが、私から見れば、多くの日本人は肉食の過剰による害を被っているように思えるのだ。



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