ハイパーアクティブという言葉は米国で生まれた言葉で、日本ではあまり使われていないようだ。
いわゆる白砂糖の摂取過多による低血糖の症状といっても、わかる人は少ないかもしれない。
だいたい、白砂糖の害自体が、日本ではほとんど知られていない。
いや、そのような情報が不当に無視されているきらいがある。
なぜかというと「世の中のしくみがそうなっているから」と言わざるを得ない。
上の一行には、自分なりの痛烈な皮肉を込めているつもりだが、その皮肉にさえ気づかない人々が多いだろう。
なので、やはり私が立ち上がらなければいけないかもしれない。
まず何よりも、自分の家族への「教育」だ。
20年以上も看護師をやってきた人間に向かって、私ごときが医学的なことを教えるということ自体がおかしなことだが、十分な知識がないのだから仕方がない。
それをいうならば、日本人のほとんどが十分な知識をもっていないと言わざるを得ない。
もし日本の子供たちの親たちに十分な知識があったならば、キレる子供や犯罪を起こすような子供たちは生まれなかっただろう。
いま、世の中全体がおかしくなっている。
その原因のひとつには、「食」の変化がある。
実は、電子出版の第一弾として、琉球の霊性に関した本の執筆を計画していたのだが、それよりも差し迫って世に問わなければならないことができてしまった。
表題に上げたタイトルの本を書くことだ。
人間の心というものは、食べるものによってある程度つくられる。
霊性とか何とかいうよりも、まず人格破綻した人間を作り出さないこと。
そのために真っ先にやらなければならないことは、食の改善だろう。
恐らく、この数十行の文章を読んだだけで、事の重大さを把握する人は、ごく一握りしかいないだろう。
だからこそ、本を書かなければならない。
子供は何ひとつ悪くはない。
悪いのは、そういう子供たちを育ててきた親の方だ。
これだけ情報というものが容易に得られる時代に、知らなかったでは済まされないこともある。
必ずしも教育程度や知識レベルが高いから、そういうことを知っているとは限らない。
要は、そのようなことに関心をもつかどうかにある。
ハイパーアクティブな子供たちや若者たちの中には、いわゆる超自然的な能力・霊能力のようなものが発現する場合も多いだろう。
しかし、そういうことは明らかに人間として不自然な状態なので、そういうものが現れてきた根本的原因をとりのぞく必要がある。
「白砂糖の害」は、現代の日本が抱える「食」についての重大な問題点にとって、氷山の一角にすぎない。
だが、いまの社会を見ていると、とにかく真っ先に訴えなければならないことであるように思えて仕方がない。
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