【TOCANA】今話題の「1日1食」生活を2カ月間続けてみたら何が起きた？～著名人の例など - 食健三昧 - ノンフィクションライターの百瀬直也が「食」と「健康」を探求するブログ

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今日TOCANAで、私が執筆した記事が掲載された。
『今話題の「1日1食」生活を2カ月間続けてみたら何が起きた？実践レポート！』というもの。
今夜は23時に帰宅して、いまは夕食後。
時間がないので手短かに書く。

この原稿を編集部に送ったのは12月中旬で、1日1食を始めてから実際は3ヶ月たった。
こういう緊急度が低い記事は、どんどん割り込みが入って掲載が遅れていく。
昼ごろに掲載されたのではないかと思うが、Facebookでは既に200以上の「いいね」が付いている。

まず、トカナの記事を読んでみてください。
tocana.jp

記事がずいぶんと短いなと思ったら、著名人の実例をいろいろ書いたのが、全部編集で消されている。
すでに色んなWebメディアで紹介されているので、ということなのか。
せっかく書いたのだからということで、著名人の例を以下に紹介しておく。

1日1食を実践する著名人たち

特に有名なところでは、タモリとビートたけしがいる。
タモリは32年間続いた『笑っていいとも！』（フジテレビ系）の番組中で、「俺、1日1食しか食べない」と語ったことがある。
デビュー以来というから、40年間も続けていることになる。
夜8時をすぎると一切ものを口にせず、日曜日には24時間なにも食べない「完全断食」を毎週欠かさずやっているという。

ビートたけしは、雑誌の取材で「オイラは一日一食しか食べないよ。朝は野菜ジュースだけ」（『週刊ポスト』2013年7月12日号）と語っている。
いつから始めたかは不明だが、夕食だけ食べる生活を続けているようだ。

小食に徹している人々は、音楽の世界でも少なくない。
GACKTは、食事で炭水化物を摂らないといったストイックな食生活で知られているが、ラジオの『秋元康の自分の時間』（ニッポン放送、2001/12/18）では、ご飯などを食べるのかと秋元康に聞かれ、「1日1食は食べますよ」と答えている。
基本的には夕食1回で、炭水化物を摂らずに肉も控えて野菜中心の食生活だという。
42歳とは思えない若々しい容貌も、少食に理由があるのだろうか。

同じ歌手の西川貴教は、テレビ番組『今夜くらべてみました』（日本テレビ系、2015/09/29）で、ライブのために徹底した自己管理を行っていることを紹介している。
体づくりのために3ヶ所のジムに通い、食事は1日1食にすることにより、体脂肪9%を維持しているという。

女性はあまり多くないようだが、元ピンクレディーの未唯（みい）は、デビュー当時からというから、40年近く続けていることになる。
ピンクレディー時代は超多忙で食事する時間がなかったという理由で自然とそうなったが、それが習慣となったようだ。

俳優では、水谷豊や京本政樹が1日1食を実践している。
水谷豊は、かつて『徹子の部屋』（テレビ朝日系）で、基本的に朝と昼は食事を摂らずに、夕食は食べたい放題食べると語っている。
還暦を過ぎた63歳の年齢よりも若く見えるのも、食生活のせいもあるのだろう。

京本政樹は、若い頃に大食したために胃の調子が悪くなり、それがきっかけで1日1食を始めた。以来30年以上も、その習慣を崩さずに続けている。夕食以外では、朝にサプリメントを摂る程度だという。
スポーツ界に目を向けると、さすがに1日1食を実践する人は少ないようだ。

減量などの目的で短期的に少食を行う人々を除くと、サッカー選手の小野伸二がいる。
Jリーグの他にオランダやオーストラリアでもプレイ経験があるレジェンド的存在で、現在はコンサドーレ札幌で現役選手として活躍している。『日豪プレス』でマンガ『美味しんぼ』作者の芦屋哲との対談を行っているが、「僕、1日1食なんですよ。2食の時もまれにありますが。朝は食べず、昼を食べたら夜は食べないです」と、驚くべき発言をしている。
このような食生活が36歳になっても現役を続けられる秘訣なのだろうか。

実業家としては、ジャパネットたかたの高田明前社長が1日1食だという。
ただし朝はサプリメントだけ摂るために、「1日1食半」と公言している。
現在67歳にはどう見ても見えない若さの秘訣は、食生活にあるのだろうか。

海外に目を向けると、1日1食など少食を実践するセレブたちの多くは、ダイエットなど健康的目的で短期的に行う人々がほとんどのようだ。
そんな中で、米国のバラク・オバマ大統領が1日1食だという。
米誌ニューズウィークによると、基本は夕食のみで、食べるものは、サーモン、ライス、ブロッコリーとだいたい決まっているそうだ。

3ヶ月たって

TOCANAの記事では、私がダイエット目的で始めたみたいなニュアンスで受け取られてしまうかもしれないが、そういうことはない。
記事中で書いたように、「食べ物が以前よりも美味しく感じる」ようになった。
美味しく感じ過ぎて、つい食べ過ぎてしまうことも。
何のための1日1食なんや？と突っ込まれそう。^^;

実は、この3ヶ月間で、体脂肪率が17.6→20.5と、増えてしまった。
タニタ体脂肪計の「体内年齢」も、34歳から39歳に上がってしまった。
けっこうショック。
ただ、体重は1Kgほど減ったが。

思うに、年末年始は1日2食で正月にいろいろ美味しいものを食べ三昧した結果だろう。
それに、サルちゃんがパンケーキに凝りだして、今夜も夕食の後でパンケーキが出てきた。
まあ、べつにダイエット目的じゃないので、いいのだけど。

それから、1～2ヶ月ほどして、脇腹の贅肉だけでなくて腕も少し細くなってきた。
だが、それはある時点からストップしたかもしれない。

やり方にもよるかもしれないが、ダイエット目的では、あまり期待しすぎない方が良い？

1日1食をやってみようという人でも、いままで1日3食食べていた人は、いきなりは無理でしょうね。
まず朝食をやめてから、だいぶ慣れてきたら次に昼食を抜くとか。
1日1食でも、昼に食べて夜は食べないという人もいる。

というわけで、10月中旬から3ヶ月たっても、まったく違和感なく続けることができている。
派遣の昼休みが以前は1時間あったのが45分に減らされてしまい、「昼は私の戦場です」状態だった。
ブログのネタ探しとか下書きとか、記事のネタ出しや調べ物とか、いろいろ。
そういうことを昼休みにやるため、1分でも時間が惜しい。
その点でも、昼食をやめたのは良かった。

7年前に「食べなければ死なない」という記事を書いた。
今は、自分でも更に実践しているといえる。
やはり小食の方が健康に圧倒的に良いという考えは、いまでも変わっていない。

上記の記事のほかに、関連記事を貼り付けておきます。

tankyu.hatenablog.com
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