食健三昧 - ノンフィクションライターの百瀬直也が「食」と「健康」を探求するブログ

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【食害】日本の野菜は海外で「汚染物」扱い!「奇跡のりんご」木村秋則氏と旧友の「スーパー公務員」高野誠鮮の対話

もう1年前のことになるが、2017年1月に講談社の「現代ビジネス」サイトで、目を疑うような記事が掲載された。
無農薬栽培の「奇跡のりんご」で知られる青森県の木村秋則氏と、「ローマ法王に米を食べさせた男」「スーパー公務員」などで知られる石川県の我が旧友・高野誠鮮の記事だ。
この二人の超ビッグネームが、日本の食の安全性について往復書簡の形で語り合っている。


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高野誠鮮と私の関係

高野誠鮮は、私の大学の頃からの旧友で、長いこと会っていないが、Facebookで再会してFB友になっている。
大学時代に、ともにUFOを研究していた同志だ。


UFO研究の分野でも、本やテレビでお馴染み。
地元羽咋市を「UFOの町」として町おこしをした張本人であり、UFO博物館「コスモアイル羽咋」の設立などでも活躍した。


2015年には「ナポレオンの村」というTVドラマのモデルにもなった。
下記の記事で紹介している。
www.tankyu3.com
 

木村秋則氏のこと

青森県の木村秋則さんについても、多くを語る必要はないだろう。
2013年に、木村氏の無農薬リンゴ栽培を紹介した本「奇跡のりんご」で、一躍知られることになった。
宇宙人とコンタクト…というか拉致された人でもある。


高野との関係は、前述の異星人関連もあるが、高野が羽咋市の公務員時代に木村氏の自然栽培農法を「羽咋式自然栽培」として広めたことにもある。


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往復書簡

この記事での二人のやりとりは、2016年12月に講談社から二人が共著『日本農業再生論 「自然栽培」革命で日本は世界一になる!』を出版したことで、本のPRとして一部を紹介している形だ。

日本農業再生論 「自然栽培」革命で日本は世界一になる!

日本農業再生論 「自然栽培」革命で日本は世界一になる!

 

このやりとり、いきなり、日本の農産物、まったく安全ではありませんと始まる。
福島原発事故による放射能汚染もあるが、野菜に有害な硝酸態窒素が含まれていることも問題だという。


また、化学肥料を施しすぎた野菜も要注意だと木村氏は語る。
たとえばEUでは基準値が3000ppmと決められ、それを超える野菜は汚染野菜として市場に出せない。
ところが、日本では無基準で野放し状態なのだ。


ヨーロッパでは、日本に渡航する人向けのパンフレットに、こう書かれているという。
「日本へ旅行する皆さんへ。日本は農薬の使用量が極めて多いので、旅行した際にはできるだけ野菜を食べないようにしてください。あなたの健康を害するおそれがあります」


高野は、当初は木村さんの無農薬栽培に疑いの目で見ていたが、青森の木村氏の一番弟子の農家に偵察に行かせたりして、これは本当の本物だということがわかった。
日本は農薬大国、化学肥料大国だと高野は言う。


詳しくは、下記の現代ビジネスの記事を読んでください。
gendai.ismedia.jp


上記を読んで更に興味をもたれた方は、前述の本を読んでみると良いでしょう。


自然栽培 ガンが消える愛し方

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奇跡のリンゴ 「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録

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